三角寺道は未舗装の林道に入ると、丁石や標石が建つへんろみちの風情が感じられる道に変ります。平木地区と妻鳥地区の境辺りの三叉路に倒れかかった標石があり、村松大師道と刻まれています。ここが三角寺道と村松大師道との合流地点です。その後、急な坂を上って行くと、標石と丁石があり、ベンチが設置されています。この後、傾斜がゆるみ歩きやすくなります。林道から市道に入ってすぐ妻鳥三角寺道と合流し、右へカーブした後、旧道との分岐点を通過します。現在は、整備された市道を下り三角寺に至ります。

昔本来のルートは、分岐点から右へ、畜舎の裏側を通過します。三角寺の新四国の石仏が建ち並ぶ細い道を進み、舗装された農道に入ります。やがて新四国との分岐点を通過して、三角寺の南側へ回り込み、昔の石段に至ります。

旧道


ピックアップ情報

由霊山 慈尊院 三角寺

高野山真言宗

四国八十八箇所霊場第六十五番札所

急な石段を上り山門をくぐると、正面の庫裏に生けられた花が癒しを与えてくれます。春には名物の山桜、初夏には鮮やかな新緑、秋には紅葉、そして、冬には雪化粧。四季折々の風情を感じられる古刹は小林一茶の句の如く登りがいのある寺院です。

四国八十八箇所霊場公式ホームページ三角寺