国史跡のみち

2017年に国史跡に指定された三角寺奥之院道に加え、いにしえの風情が残る市仲堀切道と坂本竜馬も歩いた土佐北街道(平山坂)も合わせて奥之院道として案内します。

三角寺奥之院道

三角寺から地蔵峠を越えて仙龍寺へ下るへんろみちには、多くの丁石や標石が残っていて、『いにしえのへんろみち』の風情を感じることができる道です。

仙龍寺の不動堂から本堂へ下る八丁坂がかなり急な坂で、途中、崖崩れで道は滑落している箇所もあり、たいへんスリリングな道になっています。

崖崩れの手前から分岐して清瀧へ向かうルートがあり、神秘的な瀧を見ることができます。

市仲堀切道

仙龍寺から打ち戻って中務茂兵衛の標石から堀切峠へ向かうへんろみちです。

市仲集落を通過した後、丁石が建ち並ぶ道に装いを変えて、いにしえの風情溢れるへんろみちになります。

堀切峠の手前で二手に分かれますが、左がへんろみちで右が山線道です。竹林を抜ける山線道も歩きやすくていい道です。

三角寺奥之院と市仲堀切道をセットで歩き、いにしえの風情を満喫してみてはいかがでしょうか。

土佐北街道(平山坂

堀切峠の峰の地蔵尊から尾根道を横切って下り、土佐北街道と合流して平山地区へ下ります。

傾斜が急な坂道で、足元の状態が悪いため、多少の歩き難さがありますが、平山地区へ下ることができます。