三角寺奥之院道

三角寺から地蔵峠を越えて奥之院仙龍寺(四国別格二十霊場)へ至るへんろみちは、かつて数多くのお遍路さんが歩いていました。現在は、奥之院仙龍寺を経由せず雲辺寺へ向かうお遍路さんがほとんどですが、今もいにしえのへんろみちは健在しています。

奥之院道1 詳細ページ

三角寺から奥之院仙龍寺へ向かう三角寺奥之院道の起点は、三角寺の本堂の前に建つ標石です。手印に従って境内の隅から外に出て奥之院へ向かいます。

緩急を繰り返しながら幾つかの沢を渡り、標高765mの地蔵峠に至ります。

 

市道路線名:24027(三角寺奥之院線)

奥之院道2 詳細ページ

地蔵峠からの下り坂はかなり急で、岩の上に積もった枯葉に足を取られてバランスを崩すことも多々あります。馬場の桜を通過して大窪まで下り、さらに市道をショートカットするように下ると、仙龍寺不動堂に至ります。不動堂から本堂までの八丁坂はかなり急で、途中、崖崩れで滑落した場所を通過します。崖崩れの手前で清瀧道に逸れて清瀧を経由して本堂まで下ることができます。

 

市道路線名:43007(奥之院市仲線)